2日目は、ミューラーハットで一泊予定、
朝雨予報だったが外には太陽の光が、幸先良くスタート。
登りは整備されたトラックを越えガレ場を登りきると峰の反対側へ、そこは残雪も残る別世界。
風も荒れ雲も速く、山の向こう側はこんなに違うものなのかと実感した。
残雪をザクザク歩いてハットに到着。相変わらず風も強く雲行きも怪しくなってきた。
寒いのですぐにお湯を沸かしてキムチラーメンをふうふうしながら食べる。芯からあったまった。するとみぞれが降りだししまいには雪が吹雪だした。
先ほどからハットには何組かのトランパーが来てはランチを食べ下山と、結局泊まるのは僕だけみたいだ。
貸切だがこのハットには暖炉がなく外はまだ吹雪いてる。なんとかやり過ごさなきゃな。
夕方には雪雲が抜け、綺麗な夕焼けを見ることができた。
写真を撮るのに外へ出るとキーアの群れが襲ってはこなかったが付きまとわれて怖かったな。
日が暮れ簡単に夕食をすませると、また風が吹き荒れてきた。無線ラジオが流れてきて明日の天気予報などを言っていたと思うがあまりわからず。どんどん気温も下がってきたのでシュラフに潜りさらに置いてあった毛布にもくるまって就寝。
朝を迎える、外は雨と風が吹き荒れている、
今日は下山して麓のユースホテルに泊まるので時間はある。
急いでも仕方がないので、コーヒーを淹れて朝ごはんを食べる。ボーッとする。もう一回寝てみる。あまり天候は変わらない。お昼ご飯を食べる。少し空が明るくなってきた。
これ以上良くはなりそうにないと判断し、下山開始。
雨は小雨だが風が昨日より強く。ときより突風が吹き体が押され危険だ。
体を低くして岩にしがみつきながら忍者のように岩から岩へと風を遮り進み、
ようやく峠を越えた。
あっち側は晴れていた。そこからは気分良く陽の光を浴び足取りも軽やかに降りてきました。
今回も無事帰ってこれ何より。
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