伊藤さんのニュージー自転車旅8 トンガリロ トランピングDay1

ニュージーランドを自転車で旅している伊藤さんからトンガリロトレッキングのご報告がありました。トンガリロ国立公園は、世界文化・自然遺産に認定されていて、映画ロードオブザリングの撮影地にもなりました。先住民マオリ族のパワースポットとしても有名です。

 

有名なのがその景色です。自然のものをは思えないエメラルド色の湖、グリーンレイクは一目見ようと世界中から観光客が集まります。

しかし、その道程は簡単なものではありません。予定を立てて、きちんとした装備をしていかないと、遭難してしまいます。

 

伊藤さんのニュージー自転車旅8トンガリロトランピング(トレッキング)Day1です。

 

Tongariro Northern Circuit.
29.Nov.〜2.Dec.

今回はニュージーランドに来て歩いてみたかった、トンガリロ国立公園で4日間のトランピングをしてきました。

ニュージーランド最古の国立公園で、この国立公園の山域はマオリ族の信仰対象でもあった。
マオリ族の文化との結びつきが考慮され、文化と自然の複合遺産として世界遺産に登録されている。

海外の山は初めてで、山小屋(Hut)の事前予約や登山届けなども手探りでしたが、なんとかクリアして3泊4日歩いて来ました。

しかし、僕は自転車旅なので、トレイルヘッドのファカパパヴィレッジのホリデーパークに前後一泊づつして実質5泊4日。
これも自転車旅ならではのアプローチの仕方でまあ不便なところもあるが、山の麓の町の感じ(山岳リゾート)も楽しめ、僕は好きな時間でもある。


1day.
Whakapapa village〜Tama Lake〜Old Hut〜Waihononu Hut

9:30amにスタート、昨晩からの雨と霧で視界が悪く、時に何処を歩いているのかわからなくなることもあったが、
大自然の中、何も見えない不思議な感じで黙々と歩いてるのがとても気持ち良かった!
Tama Lakeでは風も強く何が何だか、どこが湖かさえもわからず引き返すことに。
そして、そこから今日の山小屋Waihononu Hutを目指す。
Tama Lakeまでは、日帰りハイクの観光客も多いがここからは、山小屋に泊まるハイカーたちが主に歩くルートになる。
天気の関係もありこの日はこのルートを多分2時間くらい誰にも会わずに歩いた。
途中学生たちが(中学生かな)川を靴と靴下を脱いで裸足で渡っていた。今回のトランピングでは、川を渡るルートはないので、
授業の一環か何かで渡っていたのだろう。それにしても寒そう。僕は止まると一気に寒気が襲ってくるぐらいなのに。絶対渡りたくないな。
このあたりで雨が止み、少し日差しも。暖かいな。
気持ちよく歩き続けてと3:00pmにHutに到着。
日本の山小屋には当たり前に、管理人、山小屋の主人がいるが、こちらは、ほとんど無人。今回のHutは全て管理人(Hut Ranger)がいる。
かなり整備された、コースでもある。

Hutは広く快適だ。室内はブーツ禁止なのでサンダルを持ってこなかったことが悔やまれる。
暖炉のあったかいこと、ここでも(高校生かな)学生グループがみんな明日のルートの話やら楽しそう。
僕はお湯を沸かし辛ラーメンを食べて、そうそうに凛とした山の空気を感じる寝床へ。寝袋にくるまって寝ます。