NZでの目標は、NZの大自然の中でトレーニングをすることと、NZの教員免許を取ることの二つです。
トライアスロン、ウルトラマラソンを始めて15年。10代の頃出場したIronman NZは、初めてロングディスタンス・トライアスロンに挑戦した思い出のレースです。それ以来、NZの壮大な山々を駆け抜けてみたいという思いがありました。
また、NZの幼児教育であるTe
Whārikiにも興味がありました。日本では小学校に勤めていたのですが、日本のカリキュラムとは異なる、NZの自由で柔軟な教育方法を学びたいという思いがありました。
一番大変だったのはNZの大学(教育学)に入学することです。入学するためにはNZのTeaching Councilが教員に求める語学力(IELTS each 7.0)をクリアしなくてはならず...。それを達成するまでに時間がかかりました。
元々NZ以外に選択肢はなかったので、この場所で大学に通いながら大自然の中でトレーニングできることに幸せを感じています。ニュージーランド人はとてもフレンドリーで、マイペース(よい意味で)な人が多いです。また、多文化共生なのでお互いの文化的価値やアイデンティティを認め合う風土があるように感じます。そんな優しく寛容な人たちにいつも助けられています。
残念なことは特にないですが…。強いて言うなら、日本の食事が恋しいです!
現在、大学でTe
Whārikiを学ぶ傍ら、幼稚園で働いています。日々の子どもたちや親御さん、先生方とのコミュニケーションが教育スキルだけでなく、語学力を高める上でもとても役立っています。
志望する専攻コースにより求められる語学力は異なりますが、多かれ少なかれ、英語の勉強をしていて損することはないと思います。
また、大学(あるいはポリテクニック等)卒業後、NZで定職に就きたいと考えている方は、自分の専攻するコースがどのような職につながっているか事前に調べておくとよいです。移民局で定期的に更新されているSkill Shortage Listsをチェックしてみるのも一つの手です。自分の就きたい職がリストに載っていれば、卒業後に就職、永住権の取得と、道がより明確になると思います。
大変かもしれませんが、努力した分だけ必ず結果はついてきます。夢を力に頑張ってください!