語学学校TECSOLコース
笹島百華さん
2024年8月から6週間、ホームステイをしながらオークランドの語学学校でTECSOL(幼児英語教育の資格)コースを受講されました。9月上旬、オークランド市内のカフェでお話を伺いました。
Q1:NZでの生活はどうですか?
とても楽しいです。英語教育に興味があるのでTECSOLの資格を取れる語学学校を選びました。語学学校の授業は、どうやって子どもたちに英語を教えるのかを論理だてて絵や音源をうまく使って、英語のボキャブラリーや発音に関するアクティビティを時間内で実演する練習になります。コースの先生は毎回細かくフェードバックをくれますし、質問をすればすぐに答えてくれます。クラスメイトもみんな優しくて、みんなで助け合いながら授業を受けています。地元の図書館や小学校での実習もありました。日本ではなかなかできない経験だと思います。
ホストファミリーはとても面倒見のよい一家で、到着初日にオークランド市バスの専用ICカードを買いに連れだしてくれました。スマホのシムカードのプランもお店で店員さんに滞在期間などを相談して最適なものを選んでくれました。
ホームステイ先では私のほかに親子留学をしている中国人の親子も滞在していたのですが、とてもいい人たちでした。かれらは一足先に帰国してしまったのですが、そのときは小学生のその子と一緒になって号泣してしまいました。
Q2:これからNZに渡航する人に向けてアドバイスはありますか?
オークランドでの生活ではバスが主な交通手段になりますが、慣れるのに時間がかかります。専用のICカードがいるし、車内アナウンスがいつもあるとは限りません。バス停でただ待っているだけではバスは止まってくれなくて、手を挙げて運転手に合図する必要があります。
日本にいる間に、もし可能ならホストファミリーとメールなどで一度連絡をとったほうが、実際に会ってからのコミュニケーションがスムーズになるかもしれません。お土産の希望をそれとなく訊いてみるとか。私の場合、ホストファミリーに小さい男の子がいるのを聞いていたので、Daisoで小さい車のおもちゃを買ってプレゼントしたら大喜びしてくれました。安価なものでも仲良くなるきっかけになるかもしれません。
おすすめのお土産はヨックモックのシガールです。カナダとオーストラリアでもホームステイをしたことがあるのですが、今回のホストファミリーも含めてみんな日本の洋菓子は好きでした。
語学学校の選び方は目的によって変わると思います。オークランドでも大きな語学学校を選んだので日本人が多かったです。資格を取るために通っているので私の場合はべつに構わないのですが、英語力をあげて海外の友達をつくりたい人は、日本人が少ない学校を選んだほうがいいかもしれません。
乗馬ファーム研修/ワーキングホリデー
夏休みを利用して、観光乗馬農場で3週間の就労体験をされたYさんに滞在時のお話をお伺いしました。
ワーホリビザを利用して、海外の乗馬農場でも働いてみたいとお問い合わせいただきました。
滞在はじめの1週間は英語でのコミュニケーションなど大変だったそうです。特に乗馬中の無線機での指示を聞き取ることが難しかったとのこと。しかし、ほかのワーカーやオーナーのサポートもあり、3週間の滞在をやり切ることができました。
お休みの日には、ほかのワーカーやオーナーと一緒に出かけて、街で映画を見たり観光をしました。
オーナーご夫婦はどんな作業も真剣に行うYさんを迎えることができてとても嬉しいとおっしゃっていました。
滞在最終日には、マザーお手製のTシャツをプレゼントしてくれました。お気に入りの馬に乗るYさんの絵が大きく書いてあります。とても愛情を感じる力作ですね。
山田さんから今回の滞在のご感想をいただきました。
”この度は素晴らしいファームをご紹介していただきありがとうございました。貴重な体験をさせていただきました。”
良かった点
・ステイ先のご家族、ワーカーが皆んな優しかった。英語が上手くない人に対する接し方に、とても慣れている印象を受けた。
・食事が美味しかった。
・睡眠時間はしっかり確保されていた。
・生活に必要なものはほとんど揃っていた。
・行き帰りの送迎が非常にありがたかった。
予想していなかった点
・無線でのやり取り
・朝晩の気温差
乗馬ファーム研修/ワーキングホリデー
乗馬農場でエクスチェンジワークを4週間終了したYさんに農場での生活について感想をお聞きしました。
Q1: 基本的な一日のスケジュールを教えてください。
7時に起床し朝食をとった後、8時から馬の餌やり、観光乗馬の準備をします。10時から始まる観光乗馬にサポートスタッフとして同行します。午前中の観光乗馬は10時からと11時30分の2回です。12時30分から13時30分まではランチ休憩。14と15時30分の2回の観光乗馬もサポートスタッフとして参加しています。16時30分~17時30分の間に馬具の片づけを行い一日の業務が終了します。
Q2.:お仕事、滞在で辛かったこと、大変だったことは何ですか?
英語の面では苦労しましたが、オーナー含め働いている方も優しく接していただきました。幸い、滞在中に日本人の方がいたので大まかな流れを教えていただけたので良かったです。仕事の流れを覚えてくると徐々に英語も理解できるようになりました。
Q3:お仕事、滞在で楽しかったことはどんなことですか。
仕事に関しては、1日に2~3回馬に乗る機会があり、リラックスしながら騎乗できたのはよかったです。また、同じエクスチェンジの人達と休みの日に車で出かけることができ、地元の方がお勧めする場所に行くことができ、楽しめたと思います。最終日には、リーダーの方が普段のガイドの道とは違う道を案内していただき、自然の中を騎乗するという体験もできました。
Study & Work Abroad New Zealand (SWANZ)
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